ネットワーク外部から PC へのリモートデスクトップ接続するための方法

事象

リモートデスクトップ(RDP)接続先のPC端末に[リモートデスクトップを有効にする]設定をオンにする状態で、同じ拠点&セグメントに属す他のPC端末からリモートデスクトップ接続は可能。しかし、他拠点、外出先、自宅からリモートデスクトップ接続できない


原因

企業また個人で利用のルーターや、アクセスポイントなどネットワーク機器には、外部からのアクセスを受け付けられないに設定されている。外部からアクセスためのポートが封鎖されているため、PC端末が同じ拠点&セグメントに属しないと、通常リモートデスクトップできない状態ようになっている。

 

対策

1.ルーターでポート フォワーディングを有効にする

つまり、リモートデスクトップ接続先のルーターに ポート開放、フォワーディング作業を行う方法がある。そのような外部からのアクセスを受付できるようになると、他拠点、外出先、自宅からリモートデスクトップ接続できるようになる

※しかし、そういった設定をされると、誰にも外部から接続可能になるため、セキュリティの観点では、お勧めしない

<参考>

リモート デスクトップ - ネットワーク外部から PC へのアクセスを許可する | Microsoft Docs

How to Set Up Port Forwarding on a Router (with Pictures) (wikihow.com)

 

 

2.VPN を利用

例として、以下のVnet(仮想ネットワーク)とVPN GatewayでP2S方式のVPNを構成する方法を紹介する

Azure ポイント対サイト(P2S)VPN作成とクライアント接続 - Justin-Qu’s blog

 

<参考>

VPN Gateway の価格 | Microsoft Azure

※Azureクラウドサービスとして、有償となる

 

3.サードパーティーリモートデスクトップサービスを利用

VPN接続方法以外、TeamViewerなどサードパーティーリモートデスクトップサービスの利用も可能。

<参考>

リモートデスクトップサービス16選|比較・選定ポイントとおすすめ「リモートアクセスサービス」の特徴や活用事例 | BtoB事例・課題の検索サイト「シーラベル」 (clabel.jp)

※有償と無償のプランもあり、要件に応じて製品とサービスを選定

 

以上、他拠点、外出先、自宅からリモートデスクトップ接続できない事象の解消方法を紹介します。